こんにちは。岐阜県羽島市生まれの税理士大橋です。
12月に入り年末調整の季節になっているので頭が年末調整でいっぱいな大橋です。
そして税理士事務所で勤務するまで「年末調整」という言葉の意味も全くわからなかった大橋でもあります。
※あらかじめお断りですが、言葉使いも適当に書くので悪しからず…
年末調整とは(教科書通り説明すると)
1年間の給与総額が確定する年末にその年に納めるべき税額を正しく計算し、それまでに徴収した税額との過不足額を求め、その差額を徴収又は還付し精算することが必要 となります。この精算の手続を「年末調整」と呼んでいます。By年末調整のしかた
年末調整とは(テキトーに説明すると)
お給料を貰っている人は給与明細を見て下さい。そこに「所得税」と書いてある欄があります。その所得税はテキトーに徴収されています。おいおい、手取りが減るんだから適当に計算するんじゃねーよ!と思いますよね(^_^;
・・・・給料↓ 所得税↓・・・・
1月 200,000 2,000(テキトー)
2月 200,000 2,000(テキトー)
3月 200,000 2,000(テキトー)
………
以後12月まで同額とする
………
12月 200,000 2,000(テキトー)
合計 2,400,000 24,000(テキトーにお給料から引かれた所得税の合計額)
テキトーに計算された24,000円を税金として納付するのではたまったもんじゃないので、そのテキトーに計算された24,000円を正しい1年間の所得税に計算するのが「年末調整」です。
※いちおうお断りしておくと、「テキトー」にも根拠はありますが難しくなるので無視で(^_-)
なんか「年末調整」って言うからなんじゃそれってなる気がするのですが、「会社がやってくれる簡単な確定申告」と思えばOKです。
年末調整をすることによってあなたは「確定申告」を済ませているのです(*^_^*)
年末調整での喜ばしい還付
さて、上の例ではお給料が2,400,000円で1年間に24,000円の所得税をテキトーに徴収されていましたよね?
「年末調整(会社がやってくれる簡単な確定申告)」を計算した結果、あなたの1年間の正確な所得税は22,000円でした。
24,000円会社にテキトーに引かれていた所得税(これは会社があなたから徴収して、会社が国に納めているので、あなたが24,000円既に国に納めている)ですが、2,000円テキトーに徴収された金額が多いので、2,000円あなたに戻ってきます。
そう!これが喜ばしい年末のアレです!!!お金が戻ってくるのです!!!
喜ばしい人ばかりではない
一般的に戻ってくる人の方が多いので戻ってくるパターンで書きましたが、戻ってくるという喜ばしい人ばかりではありませんので悪しからず…(^_^;
さっきのパターンで200,000円の給料で1,000円しか毎月お給料から引かれておらず、12月までで12,000円しか所得税をテキトーに徴収されていなかった人が、「年末調整(会社がやってくれる簡単な確定申告)」をやった結果、1年間の正確な所得税が22,000円だったとすると、10,000円納付が不足しているので、10,000円を会社に徴収される!!!(会社が搾取するわけではなく、会社を通して国に納めます)ってパターンもあります。
難しいことは抜きにしてそもそも「年末調整」ってなんじゃい?と思う方向けに、なんで年末に戻ってきたりする金額があるのかをテキトーな言葉を用いて真剣に説明してみました(*^_^*)
注意事項も簡単に★
※難しいことは抜きにしているので、年末調整をすれば必ずしも確定申告を済ませているとは言い切れないこともあるのでそこは注意して下さいね(^_^)v